lanケーブルの種類と外部ノイズ対策

lanケーブルは、外観こそ殆ど同じ物ばかりのように見えてしまいますが、実は種類が豊富で用途や環境に合わせた適切な選定が必要となります。

パソコンのスペックや周辺機器の性能に加えて、使う場所などを考慮した上で、ケーブルの選定が必要です。そんな、lanケーブルですが外部ノイズの対策が行われているSTPケーブルと外部ノイズ対策がされていないUTPケーブルが存在しています。外部ノイズ対策がされているSTPケーブルは、シールド線で保護されているため、ノイズの影響を受けにくい点が特徴です。

周りの電波が干渉するような場所で、lanケーブルを利用する際には、STPケーブルを選定する必要があります。次にUTPケーブルは、シールド線が組み込まれていない配線のため、外部電波の影響を受けるような場所で使用する事が出来ません。周辺にその他のパソコンやケーブル、電子機器などが無いような場所であれば、使っても問題無いです。このように周辺の環境によってUTP、STPどちらかを選ぶ必要があります。

lanケーブルには、配線の素材の違いだけでなくカテゴリークラスもあります。カテゴリーによって対応可能な通信速度に違いがあるため注意が必要です。一般的にカテゴリー5から始まり7まで存在しています。カテゴリーが高いほど、高速通信が可能となっています。ゲームや動画など通信速度が速い必要がある場合には、カテゴリー上位のlanケーブルを選ぶ必要があるのです。

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