lanケーブル用のハブに組み込まれた機能とは

「スイッチングハブ」という機器をご存知の方は大勢いらっしゃるでしょう。

電源コンセントの数が足りない場合や、コンセントから離れた場所で家電製品を使う際に用いる装置です。主に3つ以上の接続口を備えていて、同時に機器を差し込んで電気を供給することが出来ます。この装置と同じ仕組みを持っているネットワーク機器が、lanケーブル用のスイッチングハブです。

lanケーブル用のハブの用途は、15m以上の長いケーブルを用いてインターネットをする場合や、各部屋にlanケーブルを配置する時にも使用することが可能です。ルーター機能を使用するならば無線lanを使用する方法もありますが、現在販売されている無線lanのデータ転送速度は」最大で100Mbpsしかなく、有線と比べると遥かに遅くなってしまいます。その為、高速処理が必要なオンラインゲームやストリーミング動画には不向きです。

lanケーブルの場合、高速光通信の100GBをそのまま利用できる良さはありますが、lanケーブルが長くなるほど通信速度が落ちてしまいます。この欠点を補えるのがスイッチングハブです。ハブ本体の中にはブースターという増幅装置が組み込まれていて、たとえ15m以上の長さでケーブルを使用してもブースターが通信速度を強めてくれます。この機器からさらにケーブルを分岐させても、同様の高速通信を実現出来るので快適なネットワーク環境を維持できる機能が魅力です。

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